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全戻し=小さい2番は絶対ではない。「やりすごす」がポイント(2024/11/26)
4Hは全戻しなので、本来は4Hで小さく見える2番を待ち、1Hの戻り売りで入っていくのがセオリー(左の黄色線のとおり)だが、そのとおりでないこともある。
「4Hで小さく見える2番を待つ」とは、そこまでの戻りの勢いが強く、通常どおりの戻り売りエリアに来ても、1Hの押し目買い勢力による上昇が入りやすいため、これを「やりすごす」ということ(つまり2番目は、1Hでの押し目買いになる)。
それが必ず2番の形になるかというと、そうとも限らず、左の例だと、下落が始まる前の上昇は、まさに1Hの押し目買い(緑線からの上昇)であり、それをやり過ごしてからの斜め抜けで下げている。
4Hで2番にはまったく見えないが、1Hの買い勢力をやり過ごしたことが確認できたため、その後の斜め抜けでエントリできたという例。
前日の解説にもあり。
全戻し後にそこから戻り売りが入っても、1Hの押し目買いが強いところでいったん上昇が入る。それをやり過ごした右側の、1Hの戻り売りから入っていくのがセオリー。
ただし今回は、このセオリーより早く、1Hでの押し目買いやり過ごしが起こったということになる。
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